娘が小学校1年生になりました&ノルウェー発のおすすめ児童文学『小さなスプーンおばさん』

こんにちは!Toko(トーコ)です。

久しぶりの投稿です。我が家は4月の初めに引っ越しし、すぐに娘が近隣の小学校に入学しました。

新しい環境に徐々に慣れつつあるところです。習い事も新しく決める段階。家庭学習はここしばらく、疎かになっているので、立て直していきたいです。

さて、今日は最近、娘のミルに楽しく読み聞かせをした『小さなスプーンおばさん』について書いてみようと思います。(以下、ネタバレ注意です)

『小さなスプーンおばさん』アルフ・プリョイセン著・大塚勇三訳

私自身、小学校の時に母に買ってもらって愛読していました。ふとしたはずみにティースプーンくらいの大きさになってしまうおばさんが、小さくなったデメリットを知恵でうまくカバーしたり、逆に小さくなったメリットを活かしたりする物語です。いくつかのエピソードの連作になっています。

おばさんは知恵とユーモアがあり、子供&動物好き。かたや一緒に暮らしている「ご亭主」(この響き、今読むと時代遅れな感じですが、それが逆に新鮮)は、ちょっと神経質で厄介な性格。でもおばさんが小さくなって行方不明になると、一生懸命探してくれる、なかなか憎めないご亭主でもあります。

改めて読み直して、おばさんとご亭主のキャラクターが良いし、ストーリーもとっても面白いな!と思いました。おばさんが小さくなった時に、お天気やら調理器具やらを味方につけて、スイスイ家事をこなしてしまう第1話を再読して、おばさんの手腕に脱帽しました。娘のミルも熱心に読み聞かせに耳を傾けてくれました。

私が「コケモモ」という言葉を初めて知ったのは、確かこの本だったんじゃないかしらん。パンケーキにつける「コケモモ・ジャム」の描写を読み「どんな味なんだろう?」と憧れたっけ。他にもおばさんがバザーに出品すると言ったジンジャー・ビスケットや、ノルウェーのお金の単位「ヨーレ」や、夏至祭の焚き火など、ノルウェーらしいアイテムが登場するのも、この物語の魅力の一つと言えるでしょう。おすすめの名作児童文学です。

その昔、日本ではアニメーションが放映されていたのはご存知でしょうか?我が家はU-Nextをサブスクしているのですが、そこで『小さなスプーンおばさん』のアニメを見ることができるので、娘と一緒にちょこちょこ見始めています。主題歌もとってもキュート。昔のアニメの曲って名曲が多いなと思います。

それでは今日はここまでです。読んでくださって、ありがとうございました!See you soon🎵