最近読んだ本(2023年9月パート2)娘6歳0ヶ月

こんにちは!

Toko(トーコ)です。

最近、娘のミル(6歳0ヶ月)と楽しんでいる絵本の一部を、備忘録として記録します。

相変わらず、くもんの推薦図書制覇!を目標に、図書館でせっせと予約して読んでいますが、「当たりの本」が多いので、私も一緒に楽しんでいます🎶(以下、ネタバレ注意です)

✳️『あのね、わたしのたからものはね』ユードリイ作、ミル絵、かわいともこ訳

欧米の学校でお馴染みの、Show&Tellにまつわるお話です。主人公のメアリィ=ジョーは引っ込み思案の女の子。クラスの前で自分の宝物について話さなくてはいけないのですが、何かと機会を逸してしまいます。そんなある日、彼女は「とっておきの宝物」を思いつきました・・・。メアリ=ジョーに共感しながら、結末はどうなるんだろう?とドキドキしつつページをめくれる絵本です。温かい気持ちになれます。

✳️『とこちゃんはどこ』松岡享子作、加古里子絵

トコトコ歩く活発なとこちゃんは、すぐ迷子になります。絵探し絵本なので、子供は喜んで絵に見入るでしょう。絵探しのページのすぐ後に、種明かしのページが出てくるのがミソ。わかりやすいし、物語としてのオチにもなっています。親としては、とこちゃんに振り回される大人たちに同情・・・。

英語版も合わせて借りました。(Where Is Little Toko? translated by Mia Lynn Perry ) pitter-patter!

✳️『キャベツくん』長新太 文・絵

独特の雰囲気がありますよね、この絵本。娘のミルはブタヤマさんが空を見て「ブキャ!」と驚く時に、声を上げて笑っていました。ノミが出てくる場面が意外な展開で面白いです。

✳️『もりのおべんとうやさん』舟崎靖子作、船崎克彦絵

もりの動物がさまざまなお店を営んでいるシリーズの1冊。昔、同シリーズのうさぎのクリーニング屋さんの話が好きでした。イラストが可愛いなぁと思います。

✳️『ふたりはふたご』田島征彦・田島征三作

作者が一卵性双生児で、お二人とも絵本作家!この絵本は二人の合作で、双子の男の子(名前もそのまま、ゆきちゃんとせいちゃん)をそれぞれが描き分けているようです。面白いコンセプトだなぁ。兄弟喧嘩やお互いを想いあっている様子が、生き生きと描かれています。日本の原風景も味があります。

✳️『ちいさいモモちゃん』松谷みよ子作、菊池貞雄絵

これは、超オススメしたい!!幼年童話です。私自身、小さい頃愛読した本ですが、娘のミルも夢中になって聞いてくれました。モモちゃんが生まれた日に、思いがけない訪問者たちがお祝いにやってくる冒頭のお話、好きだったなぁ。(特にチューインガムさん!)今回読み直していると、くろねこのプーの存在感が大きいなという印象です。娘のミルもプーが出てくるところを気に入っている様子。モモちゃんの言動は、子供の特徴をよく捉えていて、親となった今読み返してみると、そのリアルさとコミカルさのバランスの良さに驚嘆させられます。クスッと笑えて、ホロっと切なくさせられて、その上かなりユニーク。幼年童話として最高じゃないか、と思います。そうそう、菊池貞雄さんが絵を担当されているバージョン、とてもおすすめです。絵も素敵なのですが、時々お人形のモモちゃんの絵柄が挿入されていて(豪華カラー!)、それにとても心惹かれます。今調べてみたら、Little Momo-chanという英語版も出版されているようなので、読んでみたいなぁ。

今回はここまでです!読んでくださってありがとうございました♪