最近読んだ本(2023年9月 娘6歳0ヶ月)

こんにちは!

Toko(トーコ)です。まだまだ日差しは暑いですが、空気が秋めいてきました。幼稚園の送迎をしている時に感じる風が、夏の頃より明らかに涼しくて、「秋だなぁ」と思います。

娘のミル(6歳0ヶ月)と一緒に、最近楽しんでいる本の一部を、備忘録として残しておきます。

✳️『うさぎのごちそう めしあがれ』茂市久美子作、土田義晴絵

私が子供の頃、母に買ってもらって愛読していた思い出の絵本。春夏秋冬の4冊シリーズのうちの「冬」になります。娘のミルは黙読して一人で読んでいました。食べ物が出てくるお話が好きな人、日本的な自然が感じられる絵本を読みたい人、動物が出てくる絵本を読みたい人におすすめです!ストーリーも素敵だし、イラストもほのぼのしています。

✳️『ゆきだるまのクリスマス!』キャラリン・ビーナー文、マーク・ビーナー絵、せなあいこ訳

雪だるまが動き出す!町中に雪だるまが溢れます。絵を眺めるのも楽しい絵本。

✳️『サンタクロースはおもちゃはかせ』マーラ・フレイジー作、うぶかたよりこ訳

サンタクロースが、世界中の子どもたちのために、せっせとプレゼントを用意するお話。サンタさんの苦労がわかります。大量のプレゼントを管理する様子は、圧巻!

✳️『パパだいすき』セバスチャン・ブラウン作

1・2歳くらいから楽しめそうな絵本。文章は少ないですがリズミカルで、パパと子供の触れ合いが、とても印象的に描かれています。イラストも素敵。温かい気持ちに浸れる絵本です。

✳️『おかしなおかしなおはなしえほん』上岡麻美作

本物のお菓子を使って、絵本の世界を再現。精巧な仕事ぶりに、目を瞠りました。

✳️『ムーンジャンパー』ジャニス・メイ・ユードリー文 モーリス・センダック絵 谷川俊太郎訳

夜の庭を子供達が走り回ります。(いいなぁ、お庭が広いおうちならではの楽しみ方ですね!)ジャンパーは「ジャンプする人」という意味で、月に向かってみんなでジャンプ!イラストも幻想的な夜の雰囲気を味わえます。

✳️『あきですよ』柴田晋吾さく、津田真帆え

今の季節にぴったりの絵本。秋にまつわる色々な風景、自然物が登場するので、お子さんと一緒に季節を学ぶのにグッドな絵本です。

✳️『春はあけぼの』清少納言文、たんじあきこ絵、齋藤孝編

同じ「声にだすことばえほん」シリーズの『寿限無』が大好きで、娘のミルはその絵本で寿限無を暗唱できるようになりました。今回は清少納言の枕草子から。絵の助けによって情景が浮かぶので、古文の理解もしやすくなっておすすめです。やはり言葉の響きが美しいですね。

✳️『やかまし村のクリスマス』アストリッド・リンドグレーン作、イロン・ヴィークランド絵、おざきよし訳

季節を先取り!(図書館で借りる場合、季節の本は競争率が激しく手に入らない場合があるので、こうして先取りするのも一つの手です)長靴下のピッピでお馴染みの、リンドグレーンによる絵本です。スウェーデンの「やかまし村」の3軒並んだ家に住む、7人の子供達が、クリスマスシーズンを愉快に過ごす様子が描かれます。スウェーデンのクリスマスの様子を知るのも異文化理解となって楽しいし、古き良き時代を感じられるのもいいなと思いました。子供の時に感じた、クリスマス前のワクワク感を追体験しましょう!

✳️『ちいさいロッタちゃん』リンドグレーン作、ヴィークランド絵、山室静訳

上記の絵本と同じ作者と画家のコンビによる本。こちらは絵本ではなく、童話です。ヨナス、マリヤ、ロッタの3兄妹が主役の連作集で、視点人物は真ん中っこのマリヤです。「兄弟あるある」のお話や、スウェーデンの当時の子供たちを描いたお話などが特徴です。そしてちょっととぼけた笑いを誘うお話なのも魅力的なんです。私が児童期に大好きだった「木の上の《みどりのべっそう》」は、ツリーハウスの上でパンケーキを食べるお話なのですが、久しぶりに読めてママは大満足でした!6歳の娘ミルも楽しそうに聞いてくれます。

英語の絵本も・・・

✳️My Friends by Taro Gomi

五味太郎さんの絵本の英訳版。色々な「お友達」から、特技を教わるという展開。どんな「お友達」かは、実際に絵本を読んで確かめてみてね。繰り返しが多いので読みやすいですし、基本単語がいっぱい出てくるのでビギナーに良さそうです。

ちょっと背伸びの児童書も・・・

✳️『ビーザスといたずらラモーナ』クリアリー作、松岡享子訳、ダーリング絵

これ、私が児童期に愛読していた本で、超!おすすめです。久しぶりに読みましたが、今でもやっぱり面白い。笑えるし、ほろっとさせられるし、共感できるし。そして当時のアメリカの子供たちの生活をリアルに感じることもできます。6歳0ヶ月の娘には、ちょっと難しすぎるかなと思う表現やお話もあるのですが、読み聞かせをすると理解できるところもあり、楽しそうに聞いてくれて、順調にビーザスとラモーナのファンになってくれているのが、母としては嬉しい限りなのです。

英語学習者の方には、原作↓もおすすめ!(今回、図書館で借りてきました)

Beezus and Ramona by Beverly Clearly

You Tubeで、朗読をしてくださっているネイティブの方もいるので、日本語の本を読み聞かせた後に、英語音声をかけ流すのもいいんじゃないかと思います♪

今回はここまで!夏休みが終わり、ブログを書ける時間も取れるようになってきたので、また書いていこうと思っています。読んでくださってありがとうございました!